こっちでも

真面目×真面目×真面目=破壊力

うん、この例えが、大変に分かりやすいのか分かりにくいのか、それすら分かりにくい。とにかく、床から大量のフロイトが発掘されたり、涼宮ハルヒでいう情報統合思念体が江戸っ子になったり、自己消失の理論を完成して消えちゃったり、挙げ句の果てにはユグドラシルが可愛くなっちゃったりする。そんな感じなのだ(丸投げ)。かの大森望氏は本書を「イーガンが書いた涼宮ハルヒの消失」と評したらしいが、なるほど確かに「学校へ行こう!」など、谷川作品が好きな方にもこの本はおすすめできるかも。

http://d.hatena.ne.jp/ringo69/20070615/p1

 イーガンがハルヒを書いたら、きっと一般人には全く理解できんだろうよ。